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大宮店
第2回 ネガフィルムを現像しよう!
投稿日:2019/3/14
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フィルムを現像しようと思った理由
ブログでも紹介した今年のやりたいことリストに書いたフィルム現像。
リストに書いたのは良いが、私が志した現像の道は茨の道でありました。
というのもフィルム現像をする際に、ネットで現像方法などを調べてみるとモノクロ現像の方法しか、ほとんど情報が乗っていません。
私が志した現像とはカラーネガの現像です。写真が好きな方であれば一度は耳にしたことがあるかもしれませんが、一昔前ではナニワカラーキットというアマチュアでも簡単にカラーネガを現像できるキットが販売されていました。
しかし現在はデジタルカメラの普及に伴い製造が中止されてしまい手に入れることができません。
現在カラーネガを現像できる方法といえばプロラボや、写真現像をできる写真店に依頼することです。
ネットではなんとか試行錯誤をしながら現像を試みようとする方が少なからずいらっしゃいますのでその方々の情報を参照し現像をしようとおもっています。
機材を集めてみる
今回は現像における機材を集めてみようと思います。
フィルムを現像するためには必要最低限の機材が必要となります。
機材と言っても大掛かりなものは必要なく一般的な収納ケースなどに収まるくらいの内容となります。
1.フィルムピッカー
フィルムピッカーとは簡単に言えばフィルムをパトローネ(フィルムカートリッジ)から引き出す道具になります。使い方に少しコツがいりますが、使い方を動画で見るとわかりやすいです。
2.LPL 現像タンク プラスチック現像タンク
こちらはフィルムを装填し薬剤を投入して現像を行う道具となります。ものとしてはステンレス製・プラスチック製の物が市場に存在しますが、ステンレスのものは温度管理がしやすくと利便性もありますが、私はプラクチック製のこちらの製品をおすすめします。理由としては後述するダークバックを使っての手探りでのフィルム装填をしやすい点にあります。
LPL エルピーエル L40221 プラスチック現像タンク 5041 [リール2本付]
3.ダークバッグ
簡単に言えばダークバックとはフィルムをフィルムピッカーで出し、そのあと現像タンクにフィルムを装填する際に感光しないようにするためにするための袋になります。万が一フィルムが感光してしまうと現像した際に何も写っていない写真になってしまうので注意が必要です。
4.手付きビーカー・ロート・メスシリンダー
現像のする際の薬品は現像液・漂白液・定着液を準備するために3つのビーカーが必要になります。また薬剤を計量するためのロートや薬剤をこぼさないようにするためのロートが必要になります。
5.バット・温度管理のためのヒーター・温度計
現像する際の薬品は30℃ほどの温度にする必要があります。そのための道具となります。
6.フィルムクリップ 量重り
現像したフィルムを乾燥させるために使います。普通の洗濯バサミなどでも行うことはできますが、こちらを使うのが簡単で良いと思います。
まとめ
現像するための道具というのは私が思ったのは以外にも少ないという印象でした。近年ではこんなに道具を集めなくても現像ができる道具も開発されてますが、めちゃくちゃ高いです。LAB-BOX|暗室不要でフィルム現像可能なマルチフォーマットフィルムタンク「ラブボックス」
ネットを使えばサクサクと集めることができるので、そんなに集めるのに手間はかかりません。
しかし上記したようにネガフィルムの現像はなかなか情報がないということ、しかしモノクロフィルムの現像であればネットや書簡に情報が乗っているし薬品なども簡単に集めることができます。
私のネガフィルム現像への道は少しずつではありますが前進しております!
つづく……
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