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湘南店
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4cus 「ヒッチコック 映画術」

投稿日:2020/7/1

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現在、湘南店には4人のスタッフがいます。

四月、五月と営業自粛、縮小営業となり個人の時間を多く取ることが出来たので、4人が4つのことにFocusするということで『4cus』と題しそれぞれが4冊の書籍を選び読んでいます。

 

 

私が選んだ一冊目はサスペンス映画の巨匠アルフレッド•ヒッチコックについての書籍『定本 ヒッチコック 映画術』トリュフォー著 です。

                        

Alfred Hitchcock (1899〜1980)

 

まずこの本を選んだ理由ですが、自粛期間中に入り私は大きな撮影欲求なるものに見舞われました。その分、映画もたくさん観ましたし、映像というものの素晴らしさを改めて感じた時期でもありました。

そして撮影が再開した暁には新たな写真を残せるようになれる様な刺激を受けるためにこの本を選択しました。

 

この本は小説でも自己啓発本でもなくインタビューをまとめたものです。

フランソワ•トリュフォーというフランス人の映画評論家であり映画作家が映画監督であるヒッチコックに数日に渡り延べ50時間のインタビューを綴ってあるものです。

元々、1900年代初頭はサイレント映画(無声映画)だったのでその字幕制作者であったヒッチコックはその後映画監督となります。

そして彼はサスペンス映画に特化し世界中の人々を恐怖で震わせました。

代表作は「サイコ」や「鳥」などたくさんありますが私自身この二本ぐらいしか今まで観た事がありません。

なので、ヒッチコックに関してはほぼ無知識な状態で読んでいましたが全てのページにある映画のワンシーンの写真が映画を観ているかのような感覚にしてくれます。

      

 

文中はインタビュー形式なのでトリュフォーの質問に答えるヒッチコックの繰り返しで進んでいき、始めはお互いに少々固かった言葉使いが日が経つにつれ二人がどんどんフランクになっていく様子も伺えます。

絵コンテも納められていますがもうその時点でワンカットワンカットのバランスがとても良く、映画はベストショットの写真の連結なのであるという事を感じさせます。

      

ヒッチコックが作った映画の形式、文法は多くの映画に影響を与えています。

私も日々家族のショートフィルムの写真盤を目指し撮影をしているのでとても刺激を受けました。

合わせてこれからはヒッチコック映画の世界も覗いていきたいと思います。

 

                                                                   

 

 

 

 

 

 

 

 

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