ゲストストーリー


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男同士。

投稿日:2013/3/12( ハニー )

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『2011年3月11日 午後2時50分。 我が家の乾電池式の時計の電池が外れて全てこの時間で止まっていました。
とても長くて強い揺れに家ごと襲われた瞬間でした。
でも、ちゃんと注射も打ち続け、おかげさまでこうして生きています。』

mixiでの 二年前の明日の日記。 ようやく電気が復活した日の日記。

あの日あの時、家の外に出るとき 何よりも先に携帯したのは

打たないと死んでしまう1型糖尿病患者必須のインスリン注射とその他の内服薬。

罹患して35年が経ちますが、半ば命がけで44歳の時に出産した小僧と愛してやまない夫。

この二人と認知症のばーちゃんを守りぬくために、私はまず 己の身を守り そして生き続けなければと

あの震災の時に無意識にそう行動していました。

電気が復活してテレビをつけるまで あんな酷いことになってるなんて知らなかった我が家。

あの日からしばらく続いた断水。

庭に引いてある井戸水をご近所におすそ分けしつつ トイレまで水を運び続けた数日間。

移動手段は 徒歩か自転車が一番だと 痛感した数日間。

曖昧になりつつあるあの時の記憶は 前進している証であると 二年たった今そう感じてもいます。

木登りや凧揚げ。 

近所の公園であの日と変わらない空の下 あの時と同じ時期に繰り広げられる父と子の遊び。

この頼もしい光景を 何度も何度も見続けるために やっぱり生き続けよう。

何があっても 寄り添い 励まし 笑い合い そして時には涙し。

そうやって人は 己を守り 自分のために生きていく。

それが 誰かのためになる。 そう思える人生を送ることが本望だと。

家族って 素晴らしいものだと。

心からそう思った2013年3月9日土曜日、公園での一コマでした。

 

被災したみなさんのもとにも 一日でも早く暖かい春が訪れますように・・・

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ライフスタジオの楽しい思い出をぜひ聞かせてください!
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美しさを表現し、思い出を記録する、楽しい遊びの空間

人生の写真館ライフスタジオという名前に込めた想い。
それは、出会う全ての人が生きている証を確認できる場所になること。
家族の絆とかけがえのない愛の形を実感できる場所として、
人を、人生を写しています。

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