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【ライフファミリー085】繋がる(ライフスタジオ横浜青葉店:Nakagawa Misaki)

投稿日:2019/4/5

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繋がる

- Goto Family -



 

こどもの頃、なりたい職業はどんなものだったでしょうか。私が覚えている一番最初のなりたい職業は「スーパーのレジのお姉さん」でした。笑小学校に上がる前までに私のなりたい職業は「だるま」(あの目玉を描く赤いやつです)「お花やさん」と変化をし、中学校を卒業する頃には「写真に関わる仕事がしたい」というようになっていました。今現在、その夢はかなっていることになります。

将来の夢というのは人生の様々なポイントで変化します。小さな時は、そのときの好きなものだったり、生活の中でよく目にするものであったりに影響を受けやすいのではないかと思います。ある程度大きくなってくると、そこに少しずつ根拠がついてきます。私が写真に関わる仕事をしたいと思ったのには、何か大きなきっかけがあったわけではありませんが、一瞬を切り取るという写真の特性に魅力を感じたこと。なにかを記録することに大きな意味を感じたこと。卒業アルバムを見ながら元気をもらうことが多かったこと。があるからです。最初は学校アルバムの制作会社を目指していたはずなのですが、紆余曲折あり、写真スタジオで働き始めて早8年です。

Step.1


なぜ、こんな話をしているのかというと「ライフスタジオのカメラマンになりたい」と言ってくれる女の子と出会ったからです。彼女との出会いは昨年で、先日2度目の再会を果たしました。10歳の女の子が将来の夢として自分たちのことを語ってくれていることは、私にとってとても衝撃的でとても喜ばしいことでした。彼女との出会いは以前にもブログで書かせていただきました。

彼女が「将来の夢はライフスタジオのカメラマンになること」だと教えてくれたときの、

私と玲理さんのテンションの上がりようときたら…笑「絶対なれるよ!」「一緒に働こう!」「それまでずっと待ってるから!」と、ふたりして畳み掛けるように声をかけたことを覚えています。そしてイベントにちなんで彼女がカメラを持ち、「さきちゃんと弟の遊んでる姿を撮りたい」と言われたときの嬉しさも。普段写真に撮られることが苦手な私ですが、このときばかりは二つ返事でokをしたのでした。もちろんイベントの大賞を決めたときにも、熱量を持って彼女のことを話させてもらいました。これが「私達の仲間になりま賞」を取らないわけがない!私達からも「いつかあなたと働く日を楽しみにしているよ」と気持ちを込めて、大賞を送ったのでした。

step.2


今年、予約が入った時から「あの子達が来る!」とても楽しみにしていました。少し恥ずかしがり屋で、でもやんちゃでひとなつっこい末っ子弟のてっちゃん。今回は彼が主役です。年齢よりも大人びていて、自分の好みもしっかりある、優しいお姉ちゃんのらなちゃん。昨年青葉店で行われたイベントはたらきまんジェニックの「私たちの仲間になりま賞」を見事受賞した、一番上のお姉ちゃんのもなちゃんはもう5年生。予約一覧を見ながら毎日またお会いできる日を楽しみにしていました。この1年でどんな風に成長をしているだろう。私のことを覚えてくれているだろうか。お姉ちゃんはまだ「ライフスタジオのカメラマンになりたい」という夢を語ってくれているだろうか…。毎日、ふとした瞬間に3人のことを思い出します。それは昨年一緒に撮影に入っていた玲理さんも一緒で、私たちの間ではこのご家族の話は頻繁に出て来る話題でもありました。そのくらい、私たちは昨年彼女たちに出会えたことが嬉しかったし、また会える日を楽しみにしていたのです。ですが、撮影日が近づくと、気づいたことがありました。

「私、この日休みじゃん!」完全に盲点でした。

このご家族からは、指名をいただいているわけではありません。確かに去年、「また来年!」なんてお別れをしたけれど…。今年も彼女たちに会いたい!というのは私の勝手な片思いです。もしかしたら私のことなんて、覚えていないかもしれない。それなのに「会いにきちゃった!」なんて言ったらひかれてしまうかもしれない…。

そんなことを悩みに悩みながら…当日の朝までとにかく悩みながら、それでもやっぱり自分の会いたい気持ちに素直になって、会いに行くことを決めました。彼女たちの来る時間に合わせて、お土産に冷たいアイスを買って。私が到着したときには、彼女たちは先にスタジオに到着していました。少し緊張しながら挨拶に行くと、去年より少し大きくなった彼女たちの姿がありました。
「あれー?さきちゃんはお休みって聞いたのになんでいるの?」
「お休みなんだけど、でもみんなに会いたいから、会いにきちゃった!」と素直に伝えました。
「えー?お休みなのに?」と驚きながらも、温かく受け入れてくれたご家族の皆様には感謝、感謝です。お姉ちゃん2人はさすがの落ち着きぶりで、「お久しぶりです」なんて言いながら、昨年のことや夏休みの思い出を話してくれました。お姉ちゃんのもなちゃんは「ちょうど昨日、お友達にライフスタジオのカメラマンがどういう仕事をするのかってお話をしてたんだよ」と教えてくれました。まだ、彼女の夢は変わっていないようです。

まだ撮影の前だったため、「また会いに来るね」と伝えて一旦退散。撮影は玲理さんとこばちゃんにお任せをして…3シーンめ、撮影が終わった子供達と遊ぶため撮影に少しお邪魔させていただきました。お姉ちゃんのもなちゃんとママさんとは、夏の思い出を。8月最終日だというのに全く日焼けをしていないわたしに驚く2人。夏らしいことなんて何一つしていません!なんなら通勤以外一切外に出ていません!というと笑われてしまいました。笑しばし落ち着いて会話を楽しんでからは…緊張から解き放たれた末っ子てっちゃんと、らなちゃんとひたすら遊ぶタイム。3人で青葉店の2階を走り回り、転げまわり…童心に返ってこれでもか!というほど遊びました。3姉弟の仲間入りをした気持ちです。そんなドタバタの中でも一切集中を切らすことなく撮影を進めるもなちゃん&玲理さん、こばちゃん。でもカメラマンの玲理さんは、遊びまわるわたしの姿をしっかりと残していました。そしてあまりに全力で遊んだため、2日後、凄まじい筋肉痛に襲われました。笑


 

撮影終了後もたくさんのお話をさせていただき、最後はみんなで集合写真を撮ってお別れしました。もちろん、「また来年」と約束をして。来年はもっと自信を持って、「あなたたちに会うために今日ここにいるんだよ」と伝えることができそうです。

Step.3


彼女たちとの出会いは、昨年あった特別な出会いのうちの一つでした。「ライフスタジオのカメラマンになりたい」という、もなちゃんの言葉は私たちに大きな感動を与えてくれました。彼女の言葉が嬉しくて嬉しくて、私たちは彼女との再会を心待ちにするようになりました。そして、今年、そんな彼女に会いたい気持ちを伝えるために、わたし自身も少し行動をしてみようと思いました。以前のブログにも書かせていただきましたが、彼女がこの夢を持ってくれたのは、今まで彼女たちの撮影に携わってきたたくさんのスタッフが繋いできてくれた関係があるからです。昨年、わたしもその繋がりの中の一つになることができました。その繋がりが嬉しくて、わたし自身、もっともっと彼女との関係を深めていきたい、このご家族のことを知りたいと思いました。

わたしにとってこのご家族は【繋がっていくことの喜びを教えてくれたご家族】です。

いままで繋がれてきた関係があること、その中に入れたこと、そしてこれからは自分もこの繋がりを深めるために頑張りたいと思うこと。関係は目には見えないけれど、その繋がりを確かに感じることができたのがこのご家族でした。彼女がライフスタジオの一員になるのは、まだまだ先の未来になります。いつか、一緒に働ける日を楽しみにしています。その時がくるまで、この関係を続けていけるよう、頑張りたいと思います。

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【殿堂入り】

Butterflyから選ばれた殿堂入り


大切な家族へ宛てた私たちからのメッセージ。
ただ単に撮る人、撮られる人ではなく、
「あなたに会いに来ました」と言えるような関係が増えていくことを願っています。

 


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