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フォトスタジオで10年間カメラマンが撮り続けたストーリー [ライフスタジオ青山店 Kuroki Reiri] -174

投稿日:2021/11/12     更新日:2021/11/22

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今回はライフスタジオで10年間カメラを握り続けるカメラマン (Kuroki Reiri)さんと、彼女が1歳の時ら成長を記録し続けるとある女の子とその家族との出会いをご紹介させて頂きます。子供写真館やフォトスタジオという枠を超えて繋がり合う歳月とストーリーです。
 

ライフスタジオで10年間撮影を続けるカメラマンとして


2021年7月で、ライフスタジオに入社して10年を迎えました。フォトスタジオという環境に入社したばかりの当時は、何が何だかわからないまま怒涛の日々で、写真は好きだったからそれを仕事にできていることはとても嬉しかったけど、10年後もそれを続けていられるなんて、当時の私に信じられたでしょうか。

私が入社した頃に生まれた彼女も、今年で10歳。昨年の撮影の時に、「来年はお互い、10周年記念だね」と話していました。おとなではないけど、子ども扱いも似合わない、そんな年齢に彼女がなったということが、改めて不思議。目の前の彼女が生きてきた人生分の時間、私はライフスタジオでカメラを持っていて、そしてずっと、ずっと、彼女成長する過程や記念日を撮り続けさせてもらいました。

7歳までは年に2回彼女の記念撮影をしていたから、ライフスタジオの撮影履歴的には17回目。その全てに、ずらりと並ぶカメラマンとしての自分の名前。それ以外に、たまに七五三のお詣りや、初めて髪を切る日なんかに同行させてもらって撮影する時もありました。数少ない、私を旧姓のあだ名で呼ぶひと。本当は38歳の女の人が中に入ってる、と周囲に言わしめる程のおしゃまさん。けたたましく笑い、飛び跳ね、撮影を楽しんでくれるけど、着物を着る時だけはちょっと苦手でいつも苦しそう。華奢で小柄で、長い髪と大きな瞳がトレードマーク。

あーちゃん。
この10年で、私は何度その名前を呼んだのでしょう。
 

初めての撮影は1歳のお誕生日記念の撮影 (バースデー撮影)


初めて会った時は、1歳のお誕生日の記念撮影で、バースデー当日に来てくれました。1歳赤ちゃんの姿の記念撮影。ライフスタジオ浦安店で、その日の最終枠で、夏の陽射しが眩しい撮影でした。撮影後にパパさんからいただいたメールでは、75カットの写真を『作品』と言ってくださって、年末のクリスマスシーズンにもライフスタジオで記念撮影をお願いしたいと書かれていました。プクプクとした赤ちゃん感の残る写真。気持ちの良い光に包まれてシャッターを切った1枚。
(写真/撮影:ライフスタジオ浦安店)
 

振り返るカメラマンとしての当時の自分


当時、ライフスタジオ入社1年。カメラマンとしてはデビューしてから4ヶ月程度で、撮影者としての技術も人間性も、多くの課題と問題を抱えていたカメラマンだったと思います。そんな私への、初めてのご指名。自分の写真が誰かにとって価値を持つことができたということを実感して、ものすごく嬉しくて、だから次に会う時にはもっと写真が上手くならなきゃいけない、と思ったものでした。

それからは、半年に1度の関口familyの、あーちゃんの撮影は、私にとって大きな意味を持つものになりました。良い写真を残そうとする、挑戦。半年の間に新しく得たもので彼女を表現しようと準備して準備して、半年分の集大成のような気持ちで臨むのですが、実際のところはそこで結果を出すというよりは、新たな課題を見付けさせてもらうことの方がずっとずっと多かった。

同じ半年という時間なのに、私の半年分なんて屁でもないくらいあーちゃんは大きく成長していて、いつも私の平凡な想定の上をいく。そんなあーちゃんに追いすがりながら、それでも一生懸命に彼女の成長を記録するカメラマンとしてシャッターを切って、その時の、その瞬間の『あーちゃん』というひとを、記録して記憶して、表現し続けてきました。

1,275カット。
数々の誕生日の記念撮影と、七五三撮影、ハーフ成人式の記念撮影……
彼女の人生10年分の、写真たち。

家族と共に撮影後の記念撮影も思い出として


一緒に誕生日を祝ったり、彼女と家族の成長を撮影しながら、共に実感しながら、思い出として残したみんなでの記念写真。

ライフスタジオで成長を記録してきた写真の数々


スタジオのドレスの衣装を着て、降り注ぐ西日を逆光にぐんっと大人びたような1枚。

初めての七五三撮影。3歳の記念写真はライフスタジオ横浜青葉店で。七五三撮影準備中の無邪気な笑顔が可愛い1枚。4歳のお誕生日記念のバースデーフォトはライフスタジオ新横浜店にて。ケーキを目の前にとびっきりの笑顔も見られました。7歳の七五三の記念撮影もライフスタジオ横浜青葉店で一緒に記録しました。袴を着てのハーフ成人式の記念撮影。10年という月日を噛みしめながら押すシャッター。鮮やかなハーフ成人式の袴に袖を通す一段と大人びて見える彼女。


10年という月日はいつしか親戚のおばちゃん的カメラマンに


ただの写真館のカメラマンと、たまたま担当させていただいたお客様、というスタートでした。いつしか関口familyからは親戚のおばちゃん的カメラマン、と呼ばれるようになり、赤ちゃんだったあーちゃんは10歳の女の子になりハーフ成人式を迎え、「ママにはないしょね」と言って自分で手紙を書いてきてくれたりするようになりました。

10年続くご縁なんて、若い頃には想像できませんでした。しかも、仕事で出会ったご縁が10年続くだなんて考えてもいなくて、そんな繋がりが自分の人生にこれだけ多くの影響を与え続けるだなんて、それがこんなにも幸せなことだなんて、当時の私は本当に本当に、知る由もなかった。
彼女がいたから、カメラマンとして10年という時間を生き続けることができました。毎日必死に、真剣に、汗にまみれながら転がり回って笑いまくるような、こんな幸せな10年間を過ごせたのは、間違いなくこのライフスタジオという場所で出会った仲間たちや「また会いましょう」と言い合えるたくさんのご家族のおかげです。
そして、あーちゃんは、関口familyは、そんな私の10年を共に過ごして来てくださいました。
 

カメラマンとしての存在理由を与えてくれるひとたち


私のライフワーク。私のカメラマンとしての時間を、共に生きてくれるひとたちが、関口familyです。最初の約束は、あーちゃんが20歳になるまで。まだまだ、約束の半分。私はこれからも、毎年、彼女と共にカメラマンとしての年齢を重ねていきます。

【カメラマンとしての存在理由を与えてくれるひとたち】
私と関口familyとの関係性は、写真館のカメラマンとたまたま担当したお客様、というところから始まって、進化し、深化し、今はこうなっているように思います。そして、この先きっと訪れるであろう彼女の思春期も反抗期も、ちょっと楽しみにしちゃうくらい私は彼女が大好きです。

10歳、おめでとう。あなたも、わたしも。
10年、ありがとう。
そして、これからもよろしくお願いします。

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「あなたに会えてよかった」
これはお客様と私たちとの宝物のような出会いの記録。

このかけがえのない関係がこれからも続くように願いを込めた、私たちからのラブレターです。


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美しさを表現し、思い出を記録する、楽しい遊びの空間

人生の写真館ライフスタジオという名前に込めた想い。
それは、出会う全ての人が生きている証を確認できる場所になること。
家族の絆とかけがえのない愛の形を実感できる場所として、
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