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家族みたいな。 [ライフスタジオ青山店 Kuroki Reiri]-195

投稿日:2023/2/27

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『近すぎる写真館』でご縁を深めた、家族みたいなひとたち。


「今回のきょうだい写真はSWATとミニスカポリスだそうです」
カウンセリングを終えた五明さんは、戻って来てそう言った。そして私は
「あ、今回はきょうだい写真撮るんですね」と答えた。
その衣装コンセプト自体については、もはや確認する必要がなかった。

 

『近すぎる写真館』でご縁を深めた、家族みたいなひとたち。

その始まりは、いつだったか……

気が付けば良く名前を耳にする、今は無き横浜店のお客様で、谷津さんと仲良しで、撮影でなくても店舗に遊びに来てくれたり、みんなでパーティーをしたり、そういうあったかい繋がりのあるご家族で、たまたまその辺にいた私はそれを傍らで見ていました。

最初の直接の関わりは、妹ちゃんのお宮参り撮影の時で、撮影を担当してはいなかったけど掛け着の支度のサポートに入らせてもらった時でした。なんとなく知っているお客様、と、通りすがりのスタッフ、という関係だったその時から始まって、今はもう、なんだか家族みたいな関係性だなんて言えてしまうくらいのご縁。

詳しくはこちら▶︎▶︎ LIFE FAMILY039 あなたが あいに きてくれました。

 

『近すぎる写真館』ライフスタジオ横浜青葉店でご縁を深めた私たちは、その後それぞれの新天地へ旅立つこともありました。

五明さんはライフスタジオ仙台店へ、なっちゃんはライフスタジオ所沢店へ、……そんな誰かの節目の折に、このご家族はひっそりこっそりいろんな準備をしてサプライズを仕掛けてくださいました。

そして私も、幾つかの異動を経て、2021年からはライフスタジオ青山店で五明さんと仕事をすることになりました。仙台に送り出した五明さんが関東に帰って来て、黒木玲理が同じ店舗にいる。……となったら、彼らが黙っている訳もなく。笑

「ぜひ、五明さんにサプライズを仕掛けたいんです」という熱い想いを受け止めて、当時(?)長男がハマっていたサバゲーフル装備で五明さん襲撃、というサプライズプランを企画して、お腹が痛くなって涙が出る程笑い転げたのが、2021年の春のこと。

詳しくはこちら▶︎▶︎to Link, -LIFE FAMILY039

 

そしてその年の夏にも、妹ちゃんの七五三の記念撮影&バースデー撮影でいらしてくださったのですが、長男は何故かその時もサバゲーフル装備で、そのくせ写真には1枚も写らないという(笑)。もはやサプライズとかじゃなく、そのスタイルで思う存分遊びに来ている。五明さんと。そしてその遊んでる姿を横目で見ながら、笑いながら、私たちは撮影をする。

彼らとの撮影は、いつも、いつも、撮影者と撮りに来ているご家族、とか、カメラの前と後ろ側、とか、撮影中と撮影してない時、とかの境界線が全部混ざり合って、なくなって、あちこちでずぅっと色んな笑い声が溢れているような、そんな撮影なのです。

 

そして、1年ぶりにやって来てくれた、そのカウンセリングを終えた五明さんの第一声が、冒頭の台詞な訳です。

もはや既定路線。今年から青山店に入ってくれたおはるちゃんにも、もちろん事前共有済み。だからむしろ、サバゲー装備で来ないことなど想定していなかった。まあ強いて言うなら、妹ちゃんのポリス衣装が気になるってところでしょうか。

パパさんは相変わらず少しクールな佇まいながら、実はめちゃくちゃ撮影を楽しんでくださっていることを私たちは知っている…!今回も、私たちと同じ機材を使いながらオフショットをたくさん抑えてくださっていました。

ママさんはニコニコと笑いながら、いつも楽しそうに私たちのやり取りを見守ってくださいます。初対面のおはるちゃんに、完全にサバゲー装備でマスクとゴーグルで顔の見えない自分の息子を指し示しなら

「初対面でこんなの、引きますよね〜」とニコニコ話しておられました。ママさんのそういうとこが私はとても好きです。

メインの妹ちゃんは、コーディネーターの五明さんのことを「ごめい〜」と呼びつけながらなんかにやにやしていました。実は基本的には緊張しがちで、去年の七五三撮影も硬くなっていたものですが、今年は最初からかなりのリラックスムード。五明さんが近くにいると、すぐ笑っちゃう。1年で、青山店に馴染んでくれた、でしょうか。最後のきょうだい撮影、私の指示するポージングがシティーハンターぽいのはもう許して欲しい(たまたま数日前にアマプラで映画観た)。こんなに明確なコンセプトがある以上、ベタな路線に走らずしてどうしろと言うのだ!!

そして、ポーズをつけながら少し物足りなく思う。SWATと警官、マシンガンと拳銃、そして手錠。これだけ揃っているのなら、ああ、そうだ、ここには彼らが正義を体現する為の犯人が必要だ……!!!!という訳で、五明さんに犯人役をやってもらいました。ふたりともめちゃくちゃノリノリ、五明さんだけは「ねえ、この写真いる!?せいぜい数枚じゃない!!?そんないる!!?!?ねえ!!」と無駄な抵抗を続けていました。……商品となる75カットに、スタッフが写っている。普通なら、それはちょっとオカシイことなのだと思います。
(さすがに私にもそのくらいの分別はあります)

でも、この時私がママさんに「五明さん入れて撮って良いですか?」とお伺いした時の、

「もちろんです」と食い気味に答えるママさんのにこやかな表情や、期待に目を輝かせてそれぞれの役割に徹する子どもたち(ちゃんと兄の取り調べ中に背中からプレッシャーをかけにいく妹ちゃん、良い仕事してます)を見たら、これはもう75カットの中のストーリーとして充分な、『楽しい遊びの空間』の思い出を凝縮する写真だと思わざるを得ない。

だってもう、私たちの間に境界線は無いんです。撮影者と被写体だとか、スタッフとお客様だとか、そういう境界線は全部無くなっちゃって混ざっちゃって、家族みたいなこの関わりの中で、ただ遊びの空間を共有し、そこにたまたまカメラがある、なんかそのくらいの感じで、とことん悪ふざけしたりベタに走ったり、そういう感じが最高なんですもの。

最初のあの、掛け着に包まれていたほにゃほにゃの赤ちゃんが、今はもうSWATな兄の背中を守るミニスカポリスに成長しているなんて!!そしてまさか、横浜から離れてもこうして五明さんと一緒に撮影できて、最終的には原本データに五明さんも一緒に入れちゃうなんて!!!!

そんな繋がりを、ここで楽しめているなんて、本当にもう、最高なんですもの。

 

最後は差し入れにいただいた巨大スイカでのスイカ割り大会(ママさん:「ホントに割れちゃうと大変なんで、割れないように100均のプラのバット持って来ました〜」)。青山店の冷蔵庫はスイカでいっぱいになりました。あんまり夏らしいことしてない私にとっては、いちばん夏らしい思い出になりました(笑)。彼らとの撮影は、毎回、お腹が痛くなるほど笑って、初対面のスタッフも巻き込んで遊んで、いろんな境界線がなくなって本当に自由な、楽しい遊びの空間。

こんな繋がりがあるんだということが、未だにちょっと不思議なくらいです。

すべては、私にとっても衝撃的だったライフスタジオ横浜店のみんなの姿勢から始まっていました。谷津さんに繋がり、なっちゃんに繋がり、私や五明さんからおはるちゃんにまで繋がるご縁。ライフスタジオの、ライフスタジオっぽいところをとても愛してくださるご家族とのご縁。【みんなひっくるめて家族みたいな時間を過ごせるひとたち】。私にとって、私たちにとって、この人たちはそんな関係。

 

撮影後のママさんとの何気ないおしゃべりで、長男が今年受験生なことを思い出しました(中3の夏休みに何やってんだ……)。じゃあ、次は春に。サクラサク、の後に、たくさん遊びましょう。そんな話をしました。ママさんからは、『まだまだ先ですけど、息子の結婚式の時には、1テーブルがライフスタジオさんだと嬉しいね、なんて話を夫としてるんですよ』なんてLINEが来ました。

新郎新婦の意見は尊重する必要があるかも知れませんが(笑)、もしそんな素敵な日が来たら、きっと私は涙でカメラを構えるどころじゃないでしょうね。

家族みたいなひとたち。これからも、どうぞどうぞよろしくお願いいたします。とりあえず、受験頑張れ!!!!!!

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「あなたに会えてよかった」
これはお客様と私たちとの宝物のような出会いの記録。

このかけがえのない関係がこれからも続くように願いを込めた、私たちからのラブレターです。


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美しさを表現し、思い出を記録する、楽しい遊びの空間

人生の写真館ライフスタジオという名前に込めた想い。
それは、出会う全ての人が生きている証を確認できる場所になること。
家族の絆とかけがえのない愛の形を実感できる場所として、
人を、人生を写しています。

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