フォトジェニックアーカイブPhotogenic Archive
記憶
投稿日:2014/3/18
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そして写真を撮るのも人。
私たちの写真の中には常に人が写されている。
この日の撮影は写真撮影というよりみんなで遊んでいるという感覚だった。
子供たちと僕、こばちゃん、ママさん。
面白いことに笑いただただ楽しむ。
しかし楽しくはしゃげばはしゃぐほど、たまに今の空気とは違う写真が取りたくなってしまうのがちょっとしたくせ。
光に照らされる明るい写真。
大笑いの子供たち、そんな中こっそりと違う表情を撮る。
子供たちは皆純粋で素直だ。ちょっとした言葉の投げかけに表情で見事に答えてくれる。
幼いころ、親に叱られ公園で一人ですねていた記憶がある。
しかし自分の感情に関係なく目の前の光景は美しかったのを覚えている。
正反対な心と景色。
どんな時でも綺麗な物は綺麗なのだと、この写真を撮っていて思った。
写真は写す人の経験してきたこと、そして想像力からアイディアを得る。
私が過去そんな経験をしていなければこの瞬間をこの様に写さなかったのではないだろうか。
たくさんの笑顔と楽しい時間の撮影に、少しわがままで私の記憶を重ねさせてもらった。
photo by Ryo codi by Koba in Yokohama Aoba
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