フォトジェニックアーカイブPhotogenic Archive
抱きしめるという理由に理由はいらない
投稿日:2014/3/22
1141 2
抱きしめるということ
それは、再確認をするということ
愛する人がいるということ
愛し、求めてくれる人がいるということ
抱きしめるという行為は1人では出来ません
確かに、私たちはどんなに抱きしめ合っても、
1つの個体になることは出来ないかもしれません
ですが、だからこそ、互いのぬくもりを感じる事ができるのだと
そう、思うのです
私の写真に含まれる要素の中に、必ず1枚は入る要素
それが、この「抱きしめる」という写真
様々なバリエーションを試行錯誤することも、
ポーズの指示もとても重要です
ですが、最後にはこの「ぎゅ〜ってしちゃいましょう!」という言葉を
ふいに投げかけたくなるのです
なぜか?
投げかける言葉は同じでも、被写体同士の関係性によって、この
「ぎゅ〜」のかたちが異なる部分が面白くもあり、そのままを残したいと感じるからです
「おいで」と両手を広げてくれるママの笑顔と、
迷う事なく、その胸にゆっくりと飛び込む彼の姿と
自然の中での自然なカタチを常に追求しています
自然という作られた空間ではなく、この場所での自然なカタチと表情はなにか?を常に考えています
抱きしめるという行為は、私たちの求めている「自分の居場所の確認」と「愛の確認」ではないでしょうか?
抱きしめたい人がいること
抱きしめてくれる人がいること
抱きしめるという行為は、言葉など必要ない
この記事をシェアする