フォトジェニックアーカイブPhotogenic Archive
『自然に不自然に』
投稿日:2014/6/27
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Photo by Ryo / Coordinate by Misato
in Yokohama Aoba
その瞬間何をテーマに写すのか。
うつむいた顔の写真やカメラ目線など顔の向きや目線で写真のイメージは大きく変わってきます。
フレーミングが狭くなればなるほど表情や顔の向きなどで写真のイメージを作って行きます。
写真は不思議で、構図が広くても狭くても表現の幅は狭くならないように感じます。
少し見上げ、目を閉じた表情。
自然な状態ではあり得にくい不自然なこの状態ですが、この子の特徴は最も表現されているのだと思う。
ありのままでは出きらない子供達の魅力の一部は、作る事でその姿が見える事も有ります。
作る事は写真にとってとても重要な事だと思います。
しかし作る行程に無理が有れば、子供達はその先の姿を見せてくれません。
可能な範囲で最もベストな瞬間を、時間をかけることなく、自然に導く事が私の理想です。
不自然である事、それは写真や子供達にとってマイナスに作用しなければ、イメージの創作として可能性をくれるのだと思います。
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