
人間の眼は僕らが思っているよりずっと不安定で信用できないものだ。
例えば僕が見ている着物の色と違う人が見ている着物の色はつきつめていえば別モノらしい。
写真を撮る上で色を再現するという事は見る人すべての目から見てその色だと認識されうるような再現をしなければいけない事になる。
一筋縄ではいかないですね。
余談ですが七五三の衣装を見ていて思うことをひとつ。
お母さんの世代の方たちが着ていた着物は今ある
着物のより色が原色に近いような気がします。
そしてこの頃の着物は色が薄いような気がします。
ただの流行の問題でしょうか?
人の目が進化または退化したのでしょうか?