フォトジェニックアーカイブPhotogenic Archive

同じ思い出

投稿日:2009/11/21

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写真は存在の証明であり、不在の証明です。写真は、撮った瞬間から空間と時間を切り取ります。その後、写真の中の時間は止まりイメージとして永遠に残り続けます。 しかしその時に撮った対象は時間と共に変わっていきます。 幼い時に撮った写真の中の自分は天真爛漫に笑っていますが、年月を重ねた自分の姿はそこには映し出されていません。 そのような時空間を越えたイメージを残していく事、思い出と現在を繋げてくれる架け橋の役割をする事がカメラマンのやり甲斐、喜びと繋がっていきます。 こちらは3回に渡って来店して下さったお客様の写真です。 お客様が2度、3度足を運んでくださる度に、カメラマンは以前来られた時の写真見返して思い出に浸る機会が持てます。間違いなくお客様も同じ気持ちだと思います。 そのような「同じ思い出」を一緒に作っていく所にライフスタジオの「存在性」があるのではないかと思います。

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