
どの様な写真がいい写真だろうか?という悩みは全てのカメラマンの永遠な宿命的な課題です。
有る人は「いい目」と「いい心」で完成するものが「いい写真」だといいます。
100%共感できる内容ではないですが、主に子供たちの撮影を行っているスタジオでは絶対的に必要な要素だと考えられます。
既に決まっている空間から子供の劇的な表情を引き出し、画面に残すということはチャンスを逃がさない「いい目」と被写体と交感できるいい心が必要だからです。
上の写真は鮮やかな背景をよく利用した写真とは程遠い写真です。
鮮やかな背景を利用した写真は被写体がより引き立つように背景を利用したり、逆に背景に被写体を埋め込むようにして自然な調和を造りのですが、シンプルな背景での撮影はカメラマンと被写体の交感という面から出てくる表情と、ポーズが強調されなければいけません。
お互いの交感からでてきた被写体の滑稽いで可愛いポーズと、表情を瞬間的にカメラに残しお互いの幸せをうまく表現できた時、それが「いい写真」といえるのではないでしょうか。