フォトジェニックアーカイブPhotogenic Archive

自然に..

投稿日:2010/1/31

193 0

ライフスタジオの写真は被写体を自然に撮影するということが他の写真館と異なります。しかし、自然な写真とは一体何を意味するのでしょうか? 被写体がカメラを見ていない写真が自然な写真でしょうか。 写真記者(又はパパラッチ)の写真を例に挙げてみます。 写真記者の写真が他の人たちと違う点は接近する方法が対象をありのままに捕捉するという点です。 立派な写真記者は、適切な場所と時間にあわせたレンズとカメラを持ち、持っている直感を開発します。 それはまさしくスリの様に、その場面を掴む敏捷性を誰にも見つからないようにしながらイメージを盗み取るといえます。 スタジオの写真もある意味通じる部分があります。 写真記者の様に盗み取る方法ではありませんが、被写体とある程度交感したり、撮影に主に時間を割愛しながら瞬間のチャンスを狙います。 そのようなチャンス、他の言葉で被写体の自然体を表現するためにまず適切な照明、レンズ、カメラを準備し、いつでもシャッターを押せるように環境を整えることも重要な要素になります。 上の写真も準備された場所でその瞬間を収めた写真です。 子どもの笑いの自然さと衣装からくる神秘感を表現するために普段より照明を少しだけ強く調節し、思い切ったトリミングで人物の表情を強調しました。 以前自分のブログに書いた'写真より人が最初'といういい写真の定義に近づいた写真ではないか…と注意深く考えて見ます。

この記事をシェアする