
晴れた日の日差しは、時に強すぎて被写体の柔かな雰囲気を消してしまう時があります。
彼女の白い肌と華奢な腕からは、とても柔かく優しい印象を受けました。
窓際から一歩遠ざかると、日差しは逆光に変わります。すると、彼女の腕の輪郭とドレスが、後方からの光に溶け込み、やさしい印象を生みだします。
また、左側の白い柱がぼやけることで、彼女の左半分のグラデーションとシンクロし、バランスを生みます。
そして色ですが、全体的に白くふんわりとした中に、彼女のドレスの赤、背景の壁・小物の赤が統一感を持って配されています。
そして、彼女の表情が最後の味付けです。