
恵比寿店のインテリアの定義について数名のカメラマン達と討論する時間があった。
「ラインの豊富さ」
「色の調和」
「節制された光」
さまざまな意見が出た中で一番しっくりきた言葉が「明暗」だ。
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原色のセットもあるが全体的にダークトーンの空間もあるので背景によって印象がガラリと変わる。
カメラマンのイメージによって明るくポップな写真も暗くて雰囲気のある写真も撮れるインテリアだ。
その中でも特にこの廊下はライトによってイメージを変化させやすい。
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最初に彼女に会った時、色が白くて髪の毛も茶色く猫っ毛でとても繊細な印象を受けた。
顔に流れる髪にサイドからライトを当て彼女の細くて柔らかい髪質を目立たせる事で「らしさ」を表現できたのではないかと思う。
3歳ながら表情豊かでポーズのレパートリーも多く暗い廊下でライトを浴びながら思いっきり存在感をアピールしてくれた。