
ライフスタジオでオムツ姿の撮影をするとき、白い背景で撮影をする。
オムツ=白背景を当たり前に選択していた。もちろん赤ちゃんの肌の白さ、質感、純粋さを表現するには白い背景は的している。
彼は1才、2才、3才と毎回オムツ姿の撮影をしている。同じ場所で体の大きさの変化を表し、彼が キッズになっていく様子の表現として白い背景+白いくまの組み合わせでの表現は一つの方法である。
また新たにどのように今の彼を表現できるか…
スタジオという限りのある場所、小物があるがそれらの活用方法によっても写真は大きく変化をしてくる。
ちょうど昼だったこのとき、窓から光がさしこんでいた。
窓際にいては、直接肌に当たって質感が全く見えなくなってしまうが、ベッドでは間接的に光が循環していた。
その光は肌の柔らかさを引き立たせていた。
赤、緑といったカラフルなインテリアは白一色だったベイビーに原色の色が加えられ、自分の意識、個性が確立されてキッズへと変化しつつある3才の現れだ。