
被写体の自然なポーズは偶然に出来上がるものでしょうか?
もし遠くから望遠レンズで撮影をするならばそのようなシャッターチャンスがある可能性は高まります。
しかしスタジオ内は決まっている場所では被写体とカメラマンの共感がなければ難しいものと考えます。
子供という被写体は大人たちが想像することもできない行動をします。
そのためにカメラマンがとりたいポーズを取るようにするのは難しい点があります。
-プロモデルではないので-
ところがその想像できない行動をよくカメラに入れるならば自然な写真を撮ることができる。そして多くのチャンスが広がる。
それならカメラマンはどんな演出をしなければならないのか、考えなければならない。
上の写真は被写体の前に靴を置いたことだけです。
その次のポーズは子供という被写体が自然に動いてくれて、
それをカメラによく入れれば良いことです。
無理に演出をしていれば被写体もカメラマンも疲れることになって自然なポーズの写真を撮る事は難しいと見なければなりません。
簡単な演出で自然だということを作ることができること。
これこそがライフスタジオの写真が自然だと呼ばれている理由です。