
選択
構図、空間、トリミング、露出、そして色。
色々な要素を瞬間的に考え選択してシャッターを切ります。
それがキャンバスならば
その中で私と被写体との思い出。
被写体の個性で生み出す瞬間的な運命はいい色になり、
素敵な絵になる。
画家が違うと同じキャンバス、同じ絵道具でも生み出す味や色合わせ、雰囲気まで変わるように
限られて空間での撮影でも撮影者によって全く違う味が出ます。
それは良くも悪くも好みもあるのだとおもいます。
それは一人一人比べられないくらいの価値を持つんものでしょう。
たが、、大切なのは楽しい思い出や絆を形として残す人として
どれくらい被写体を観察してどれくらいの感覚のアンテナを立てて
どれくらいの特徴を掴むんだとしても
被写体と撮影者がその時が幸せでなきゃ生み出せないものは絶対あると思います。
まだ動物な感覚としてしか表現できないのですが
その楽しい時間を素直に楽しめながら
心で動いて撮影したこの時のこの瞬間はいつ時間が経っても色合わせないです。
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彼女はとても静かでそれでもすごくマイペースな子でした。
いつも自由でいつも新しく何かを探し、いつも集中して大きい瞳を光らせていました。
子供のふっとした表情、仕草にそして周りが作り出す奇跡的な瞬間には
いつも自分が恥ずかしくなるくらい美しくてびっくりしています。
また私の中で色合わせない一つの宝物が増えたような感覚をよみがえしてくれる一枚です。