
写真を撮るということは目の前に見えることだけ入れようとする欲だが、写真で表現するということは目の前に見える被写体にカメラマンの感情を移入して彼が話そうと思う事を引き出そうとする情熱だと考えます。
写真をたくさん撮ってみれば、その人の写真が発展すると考えるが感情を移入しようとする情熱と練習がなければカメラ術はある瞬間止まることになるものです。
そのような理由でライフスタジオでは‘決まっているレパートリー’の撮影方法を拒否するのです。
普通スタジオでの反復される撮影はカメラマンの情熱と発展に否定的な要素として作用します。
上の写真は感情の表現を演出するためにシンプルな背景で撮影されました。
インテリアを特にもち入らない撮影は感情移入のイメージを表現するたには、効果的だと考えます。
被写体とカメラマンという2人だけの空間で最大値の表現を作り出さなければならない。
子供が表現した瞬間、光と構図とシャッターチャンスというとても基本的な3つの技術でシャッターを押した。この一枚の中には私が確かに存在したと考えます。
いつ見ても幸せな気持ちになる.. ..
目から…そして心でも感じる‘写真’だから…
こういう気持ちになるのはそれほど私の感情がそして情熱が入ったのだろう….