
私たちが子供たちを撮る時、本当に色んな状況と向き合ってしまう。
笑う子供、泣く子供、動きが活発な子供、静かな子供….
ほとんどの子供たちはそういう自身の指向を隠さずにありのまま私たちに見せてくれる。
なら私たちはどうやってそういう多様な子供たちを私たちのスタイルの写真に投影させることができるのか。
“一つの方法は状況に身を任せることだ。”
この写真の兄弟は活発で明るい子供達だった。
そんな彼らを私たちが意図して決まった枠に入れようとしたら、子供たちにも撮影者にもとても疲れてしまうことになるに違いない。
それで今までの方法からすこし離れてみた。
そして選択した方法は‘panning shot’だ。
彼らの活発な動きを活動的に表現することに決め、
それで子供たちには彼らが自由に走り回るようして何枚かを撮影した中でいくつかのカットの写真を選ぶことができた。
もちろん、すべての写真が‘panning shot’ならそれも困るだろう。
だが彼らの指向と状況に合わせて写真の変化を与えることができるなら、より一層自然な写真になるだろう。