
家族の写真に笑顔があるものとないものとは天と地の差位大きい。世の中が変わり家族の中で
お父さんの立場が弱くなっても家族の中心という事は変わらないだろう。お父さんの役割は何なのか?うまくやっているのか?家内や子供を考えながら常に悩むことでもある。良いお父さんとして生きているのか?うまくやろうとすると逆にうまくいかない場合が多い。
自分が子供の頃、感じたお父さんは常に怖かった。怖くて一緒にいると何か怒られるではないかと常に緊張をした自分がいった。
それでも、お父さんが好きだった。大きいお父さんの手を握って町を歩く事も好きだったし、カッコイイと思いお父さんの歩き方まで真似した。いいえ、お父さんから胸をはって歩くように指導をされた覚えがある。
友たちと喧嘩をして負けて家に戻ると家に入る事ができなかった。相手に勝つまで家に来るなと。。。
日曜日に銭湯に行ってお父さんの広い背中を洗うのが本当に大変な事だったが、今になって振り替えて思うと一番の思い出でもある。
今回撮影した家族も私の故郷の出身で言葉のアクセントが懐かしい人だった。
家族を引っ張っているお父さんでもあった。
気持ちがよくなりお父さんと昔話をしながら撮影をした。3人目に子供を妊娠して二番目の娘と
撮影に来たのだ。
お父さんの肩にお母さんとお姉さんを座らせたのはお父さんの役割(責任)を表現したかった。
しかし、お父さんの表情は自然な笑顔である。
堂々と自分の責任を受けるように。。。。