
帽子はいや。
瞬時に帽子を外すそのとき、そのしぐさや体のラインがとても愛らしく感じられた。
1歳くらいの赤ちゃんは、帽子を嫌うことが多い。
しかし嫌がるその姿に、自己主張といった本能的な行動を見ることができる。
そしてその行動には、この時期だからこそ可愛く、愛しく感じられるのではないだろうかと感じる。
またこの行動こそ、その子のありのままの姿であり、座らせポーズをつけて笑わせると言った一般的な写真に比べ、より自然で表現できるのではないだろうかとも思う。
それが今自分の考える写真の表現であり、常に写真にはストーリーが無くてはならないと考えている。
赤ちゃんの場合、しぐさや表情は常に要求できるものではない。
そのため準備した環境下でその瞬間のしぐさや表情を感じ、そのままの姿にプラス美しさを足して、心に伝えられるような瞬間を残さなくてはならないと考えている。