フォトジェニックアーカイブPhotogenic Archive

4人プラス2人

投稿日:2010/9/29

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モデルの人数が増えると家族写真は複雑に難しくなる。関係性を表し、ポージングを指定し、家族とフォトグファー、アシスタントという6人の息を合わせる必要性がある。 家族写真の準備が出来て、撮影室へ入ると、 先程とはガラッと雰囲気を変えている4人の姿… 今まで沢山家族写真を撮影してきた中でも統一間のある、お洒落でシックな衣装だった。 それまではお子様たちの撮影を楽しんでいたが、こんな素敵な家族写真で締めるなんて! もちろん、見るからに素敵な家族であるから、 どんな風に撮影してもカッコ良くなるに決まっていた。 どうやって表現するのか。 シンプルにカッコ良く、でも家族らしさ… 同じアシスタントと何回か撮影に入るうちに段々と、私のほんの一言でポーズ指定がスムーズに行く。 私の手は2つだが(カメラを片手にするとたった1つの無力な存在だ) アシスタントがいてくれるお陰で、手が4本、5本になっていく。 物理的だけではなく感情、感覚面によってその手は増えていく。 もちろんフオトグラファーもそんな見えていない手があればあるほど助けになっていくが、一人の力にはどうしても限界が出てくる。 そんなとき、アシスタントのさりげないサポートがあると撮影がスムーズに進行したり、決定的な一枚を残すことが出来る。 部屋にいる皆の気持が一体になる。 例えるならば、スローモーションでゆっくり進む映画のワンシーンのような瞬間… 結果として、この瞬間が写真という形になって存在した。

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