
ドレスといったら誰しもかわいいお姫様をイメージするものです。だけど誰の中にも静と動、優しさと強さ、そういった二面性(多面性)は存在し得ます。
ここでは硬派でワイルドな無敵美人を演出するために、後ろに少し体重をかけ、寄りかかるような座り方を彼女に求めました。コーディネートも、シンプルなドレススタイルから、髪飾りや毛皮、ブーツなどの小物をプラスしてアクセントをつけ、流れを徐々に転換させ、かわいさよりも彼女の持つ芯の強さ、内に秘めた意志、そこだけに目を向け写真を撮っていきました。
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まだ3歳を少し過ぎたばかりの彼女でしたが、揺れて転がる赤いタンクの上に上手に座り、じょうろを踏みつけバランスを保ってくれました。むしろ彼女の雰囲気になら、この空気感もワイルド過ぎず「自然」にハマるのではないかと思い試みた作品です。
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あのね、女はかわいいだけじゃないの。
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そんな声が聞こえてきそうな一枚に仕上がりました。