
Seasons under heaven
*
不安気な目そして優しい目。
秋から冬に変わろうとしたある日、小さい出会いがありました。
すごく不安そうに挨拶をし、少し警戒しながらも
何故か優しい目をしていた彼。
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いっぱい笑う時も、すごく疲れてきても
何故かまた優しい目をしてくれる彼に
秋から冬になろうとしたある日
自分も読めない大好きな本を持たせ読んでごらんと一言いうと
あ、、読めない、、といいながらパラパラ本を何度か見通している、、彼に
ふふっと微笑みながら
そっと、、彼の名前を呼びました。
*
顔を上げて私を見るその彼の後ろには
彼の優しい目のような秋の最後の優しい光が差し込んでいました。