
太陽の光が、彼が持つ花にきれいにあたっている。
すべてがキラキラ輝いているように
魔法がかけられているように私には見える。
加工は一切なしで、幻想的な1枚にすることができた。
とても男前な彼はどんな服も着物も着こなしてくれた。
きれいな顔にはやはりバラだ、と思い彼に手渡した。
そこは朝の光が届く場所。
朝の透明な明るい光が、まだなにものにも染められていない無垢な彼によく似合っていた。
彼のおかげで造花のバラが生き生きして見えた。
彼は、すべてを彼色に染めてしまう魔法を持っていた。
次はなにを彼色に染めてくれるのだろう・・。