フォトジェニックアーカイブPhotogenic Archive

未来へ

投稿日:2011/1/28

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大切な友人の、30歳記念にウエディングドレスの撮影をしました。 彼女はほんわりと優しい声と笑顔でいつも周りを癒してくれます。 でもその彼女の奥にある、芯の強さだったり 揺るがないかんじだったり 撮影をしながら、そんな彼女の本質にぐっと近づいていくような感覚でした。 やわらかい冬の光は、彼女の未来を暗示しているかのように 優しく彼女の存在を包んでいました。 凛としたまなざし、その佇まい。こんな表情もするんだ、と新鮮な発見があったり ひとりの被写体と、その存在とじっくりと向き合うことは、彼女を通して自分自身とも向き合うかのような 貴重な時間でした。 そしてそこに存在してくれていることに、心からの感謝です。 この想いは、撮影をするときにいつも感じます。 誕生した小さな命。身体はまだ小さくても、その存在は懸命に輝いています。 そんな日々の想いを、共に過ごせる時間を、大切にしていきたい。

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