
大切な友人の、30歳記念にウエディングドレスの撮影をしました。
彼女はほんわりと優しい声と笑顔でいつも周りを癒してくれます。
でもその彼女の奥にある、芯の強さだったり 揺るがないかんじだったり
撮影をしながら、そんな彼女の本質にぐっと近づいていくような感覚でした。
やわらかい冬の光は、彼女の未来を暗示しているかのように
優しく彼女の存在を包んでいました。
凛としたまなざし、その佇まい。こんな表情もするんだ、と新鮮な発見があったり
ひとりの被写体と、その存在とじっくりと向き合うことは、彼女を通して自分自身とも向き合うかのような
貴重な時間でした。
そしてそこに存在してくれていることに、心からの感謝です。
この想いは、撮影をするときにいつも感じます。
誕生した小さな命。身体はまだ小さくても、その存在は懸命に輝いています。
そんな日々の想いを、共に過ごせる時間を、大切にしていきたい。