
横浜店の廊下は劇的にダークな印象に変わりました。黒と赤を基調とした重厚感のあるクラシカルな雰囲気になり、かわいいシャンデリアの付いたそこは、どこかの映画祭の会場の様な趣きです。
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白いドレスが、垂れた髪飾りが、この深みのある空間の中で際立つように光を入れてみました。膝の上に揃えて乗せられた指先も、こちらを見つめる黒い瞳も、なにもかもが静かで深い湖の様な印象を受けました。
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いつも見せる顔、いつもは見せない顔。
そのすべてを抱きしめて、パパやママにはこれからもいろいろな表情を届けていきたいと思います。
泣いても笑っても怒ってもふてくされても、あなたの子どもが今この世の中で生きていること自体が幸せで、そして、あなたたちの間に生まれてきてくれたこと自体が幸せなんだという事実や真実、そして私の訴えを、これからも私自身忘れないように撮影に臨みたいと思います。