
2歳の彼女はとても素直だった。
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見たい物があれば全速力で近づき見入り、
触りたい物があればそれを触ってみる。
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『魔の2歳児』
自分の娘も現在2歳であるからか、私自身は今
2歳の撮影を一番楽しく感じている。
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2歳の子を撮影する際には、じっと構えるようにしている。
追いかけながら、基本姿勢は崩さずに。。。
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スタジオ内を駆け回る彼女は、正に2歳児そのもの。
その走り回る様子は、“わがまま”とか“言う事聞かない”
という類のものではなく、私にとってはとても心地がよいものだった。
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服を着替えて帽子を被せられても、彼女は彼女だった。
そのピュアさが眩しいほどに。
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この写真はたった一度、私の呼びかけに反応してくれた時のもの。
ありのままの彼女を見せてくれた瞬間。