
彼女に会うのはこれで2度目。
いや、正確には3度目だ。
最初はママさんのマタニティーで。
やさしいパパさんママさんのもとに、どんなあかちゃんがうまれてくるんだろう・・
きっとママに似て、美人な女の子なんだろうなあ、そんな風に想像していた。
そして次に会ったのがハーフバースデイの頃。
まだ支えてもらわないと座れなかったあの頃。
可憐で、良く笑ってくれるかわいい赤ちゃんだった。そして今回、1歳の記念でまたお会いすることができた。
座ることもままならなかった彼女が、しっかりとした足取りで立っている。
やさしい眼差しは、パパとママにそっくり。
光の差し込む窓辺で、すっくと立つその姿に静かに感動しながら、彼女の表情にこれからの幸せな未来を思った。