
人に、写真に、自分自身にもっと深く入っていきたい・・・
どこで撮影しようかと考える私の目の前に、
彼女は突然現れた。
そして、私をそこまで導いてくれた・・・。
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階段を上がる途中で立ち止まり、
振り返って私を迎えてくれた。
その瞬間、心とカメラが同じ動きをしていたようだ。
だからこの瞬間が存在した。
その事を一枚でとらえることができた彼女と私だけのその瞬間。
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緑と赤の絶妙な色の配置に、また新たしい可能性と活力を感じる。
そして、天窓から差し込む光が彼女の存在をより力強くしてくれている。
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待っていてくれてありがとう。
もう一段一緒に登ってみたいと思う。