フォトジェニックアーカイブPhotogenic Archive

広角と視線の流れ

投稿日:2011/10/26

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久しぶりの現場の撮影、やはり子供との撮影時間は楽しい。彼の笑顔とやさしさは印象に残る。

所沢店で本日撮影した写真の中で広角レンズの特徴を生かす事ができたであろうか皆で考えて欲しい。最近水戸店の鈴木さんが広角レンズの説明をしたので引用すると

・レンズに近いものが大きく写りゆがみ、遠くのものが小さく写る。

・遠近感が強調されるので、実際よりもより広い空間として写る。

・画面の四辺が湾曲して写る

・被写界深度が深く、ボケる割合が低くなる。

ということが挙げられる。

このような特徴を理解して広角レンズの特徴を生かして撮影出来たであろうか?

ます、近くいる男の子の表情と視線を生かす為に少し下の位置から広角レンズで撮影をした。後ろに見える車の位置や角度と被写体の視線の流れが自然になっている。

また、広い面積が写り、ボケないため画面の整理が難しいという観点からみると左下のベットのフレームが入って全体的なバランスを維持していると自分では考えている。実際フレーミングの中には色んな線が交差しているが雑には思わない。それは全体的な流れがあるからである。

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