フォトジェニックアーカイブPhotogenic Archive

pleasure

投稿日:2011/10/30

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キッズの撮影をしながら被写体にどうポーズをつけたらいいかとよく考えます。

こうやってみて と見本を見せたり、これを持ってごらんと言ったり…

子供によっては何回か撮影をすると要領をつかみ、自らポージングしてくれる子もいます。


動きを予想できることもあるし、出来ないこともあります。
そして時々思いもしない動きをすることがあります。

自分の予想と違う動きにどれだけ柔軟に対応するかで、写真も大きく変化します。  

 

天真爛漫なリアナちゃんはふざけながら自らポーズをとってくれました。

暗くて狭くて、捕り方に苦戦する自由が丘店のこの場所。

すごくかわいいけれど暗くて、光が無くて狭くてバランスが難しいためあまり使うことがありませんでした。


そしてこの時、偶然彼女がしたポージングによって新たな方法を見つけました。

『インテリアは壁だけではない。階段だって活用できる』

無意識のうちにそんな言葉が頭に浮かび、縦にしていたカメラを横にしてシャッターを切りました。


私が発見をして撮ったとき彼女は何かを楽しそうに話していました。

新しい場所の発見と同時に目を閉じて笑った被写体

この2点の重なりから新たな可能性を見つけることが出来ました。

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