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family is...

投稿日:2011/11/29

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このご家族に会うのは
今日で二回目だった。

たくさんたくさん
パパとママに愛されて
大きくなるyuくん。

そんな思いもあって、

家族写真のとき、

笑顔がたくさん出たら嬉しいなと思っていた。


家族写真を撮るとき、
家族はだれが主人公なんだろうって思う。
 

子どもを真ん中にすることが多いけど、

大きな子たちを撮るときは、わざとママパパから離してみることもある。

家族という主人公。
表現するには、その三人の空間が必要だと思った。

望遠で距離をとることを選んだ。

yuくんのパパママは慣れていたので、

この写真は自然に撮れた写真である。


 

いつも考えること。
家族写真の問題は大人である。

特にパパ(笑)
パパママの緊張をほぐすこと。

大人になればなるほど、
カメラを意識するみたいだ。
例えばおじいちゃんおばあちゃん。

カメラを向けると固まるのは、おじいちゃんおばあちゃんの大きな大きな特徴だ。

お子さまを見てください、と声をかけると、一瞬顔がやわらかくなる。
と、同時に、「あ、写真!」と頭が切り替わる瞬間が分かる。

少し先を読むこと、

露出度やアングル、バランス、

1番大切なのは、そのときのタイミング。

みんなの呼吸が合わなければ撮れない。

だから、家族写真は楽しい。

その家族の空気がわかる。
 

そのとき、私は、やったあ!と思うのだ。

 

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