フォトジェニックアーカイブPhotogenic Archive

投稿日:2012/9/2

332 0

 


今、名古屋店では光を課題に写真を撮っている。

光を読む力をつける。

この仕事に携わっていなければ光を意識して見ることなんてなかったように思う。

 

最近になって、自分の好きな写真の共通する点を見つけようと試みた。

全てにおいて光が綺麗だという事だった。

写真は光が重要だという事に確信づかされた瞬間でもあった。

 

そんな中での撮影。

撮影中、この子に合う雰囲気とインテリアと光を探した。

物知り博士になりたい彼は、5歳とは思えない程の落ち着きと

自分なりの考えを持っていた。

こちらに対し「こうした方が良いのではないか」とアドバイスもくれる程...。

この写真の瞬間の彼は物知り博士になりたいと夢を語っているところ。

しっかりとした彼の大きくなったらこうなるんだと夢を語る姿を人物の背景にある四角いキューブが

積み重なり登ってゆく感じで表現し、未来の希望に満ち溢れた輝いた目を

丁度光が射し込んでいた窓の前に立ってもらい下からの角度でシャッターをきった。

 

夢を語る彼の眼差しは何処か優しく堂々としていた。

 

 

 

 

この記事をシェアする