フォトジェニックアーカイブPhotogenic Archive

立場

投稿日:2012/12/11

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人の想いは目には見えない。
写真がそんな目に見えない感情を少しでも伝えることが出来る手段であることは知っている。

最近、カメラマンとは客観的でもあり、主観的でもなければ、撮りたいものの想いを表現しようとしてもしきれないと感じている。
第三者からの主観で1枚の写真として表現するということは、絶対的に無責任にはできない。

深く、より深く。もっと深いところへ。

関係性に集中をしていると、その想いをどのような方法で表すかどうか必然的に考える必要がある。

この写真のように、どこから見ても幸せそうなお2人にもっと幸せになってもうこと。
考えるとしたらそこしかないのだろうと思いながらシャッターを切っていた。
その場に居合わせただけであるなら、主観はずれにずれていくだろう。

あくまでその立場を忘れないように、空気を感じながら、会話をしながら。

photo by etou codinate by nishijima at NAGOYA

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