フォトジェニックアーカイブPhotogenic Archive
目線
投稿日:2013/3/31
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この仕事をしてから、人がするこういう表情によく出会うようになった気がする。その視線の先にいる対象が、その人にとってどのような存在なのか、それが溢れるように伝わる瞬間が確かにある。
だから、こういう瞬間をsungbongさんも見て、そして何より切り取っていたということが、この写真を見ていると良く分かって、とても嬉しい。
嘘が無い表情には、強いメッセージがあると思う。
そして、そのメッセージをより鮮明に、強く伝えるために私たちカメラマンはフレーミングに集中しなければならない。
2人の目線に集中する1枚にするために・・・。
最近、sungbongさんの写真が変って来たという話を耳にした。
何が変化したのか、それは彼の写真を見て来た者ならばすぐに分かると思う。
だけど本当は変化したわけじゃなく、最初から彼自身が見て感じていた、
そんな、あたたかい瞬間なのかも知れない。
彼はそんな瞬間を、逃さないカメラマンです。
Urayasu photo by sb-kim coordinator by manami
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