フォトジェニックアーカイブPhotogenic Archive

galleryの窓

投稿日:2013/6/1

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galleryのこの窓はシンプルであり、galleryの1つのイメージでもあり、galleryのこれからを思い描く夢を持ち合わせた窓だと私は定義づけている。

ここに座って撮る写真は本当にすきだ。

いつもはまっすぐに背景の緑を飛ばしすぎない様に撮る事が多いが、未来へ…に向けた所が欠けていた。

だからこの写真の核心はシンプルなイメージの未来であるということ。この窓に寄せた思いを再現した写真を撮りたかった。

なので今回は広角で撮ることにした。広がりを持たせることで、明るく広がる世界にした。外にむけてシャボン玉をふくことで思いをのせて飛ばすイメージを表現した。この写真は、外に羽ばたいていくイメージをもって撮影した。

私が写真を撮る時に大事にしていることがある。

それは、その子の動きをなるべく止めないこと。写真は止まっているものという固定概念から抜け出したい。その状態では止まっていることが出来ない写真というのも写真だからこそ撮れるものだと思っている。そういった写真をみると、人が生きているということを実感する。そして写真の中にある時が、刻まれることを証明してくれるのが私の、写真を撮るということなのではないかと思っている。

写真が好きな理由は、後でみた時にその時を思い出せるため。その時の感情も一緒に思い出すことが出来る。それは日々過ごしていたら忘れてしまうことも瞬時にしてよみがえらせてくれるものだということ。だからその時その時を大事にして写真を撮りたい。

その写真を後で見返した時に幸せだと思える、そんな写真を。。。

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