フォトジェニックアーカイブPhotogenic Archive
自由の条件
投稿日:2014/6/4
1361 4
No.99 Yokohama Aoba
HairMake&Coordinaite by Kaori Sasaki
Photo by Volvo
先月のフォトジェニックで、ライフスタジオの撮影を「撮影者を常に能動的にするシステム」
としその発展プロセスを強めるためのアプローチのひとつが
ハーフ成人式の本質であると書きました。
としその発展プロセスを強めるためのアプローチのひとつが
ハーフ成人式の本質であると書きました。
しかし、例えば塾に通ったとしても必ず成績が上がるかどうかはわからないように
どんなに良質なシステムがあったとしてもそれを誰もが活用できるわけではありません。
どんなに良質なシステムがあったとしてもそれを誰もが活用できるわけではありません。
私達がこの自由な撮影スタイルに一種の不自由を感じてしまう理由のひとつに
「自ら条件を作る」ことが出来ないことがあげられます。
「自ら条件を作る」ことが出来ないことがあげられます。
人は「変化」が起これば何かしらの成長がありますが
それと同時に「順応」を目指します。
それと同時に「順応」を目指します。
順応が成されていくと言う事は、マニュアルの無いはずの撮影に
マニュアルを作り出してしまう事になります。
マニュアルを作り出してしまう事になります。
それは個人の中だけにある「自分のマニュアル」です。
その内容は様々ですが、自分のクセや店舗の文化、よく見る写真や撮りやすい写真などです。
決してこれが悪いわけではありませんが、もし自分のマニュアルだけを用いて撮影を
していくのであれば、この能動的システムは機能しなくなります。
していくのであれば、この能動的システムは機能しなくなります。
つまりこの撮影システムを機能させる為には、私達が「条件」を作り
そのプロセスを強めていく事が必要と考えます。そしてそれはまた
「変化と順応」の戦いとなり、また新たな「条件」を必要とします。
そのプロセスを強めていく事が必要と考えます。そしてそれはまた
「変化と順応」の戦いとなり、また新たな「条件」を必要とします。
ハーフ成人式も例外ではなく、実践する事で一種の「変化」を
起こす事はできましたが、私達はまた次のサイクルに入り
ハーフ成人式も変化していかなければいけません。
そしてそれが何であってどうしていくのかは撮影者自身が
条件を作り上げていかなければいけないと思っています。
条件を作り上げていかなければいけないと思っています。
もしその「変化と順応」のサイクルに「条件」を与え回り続ける事が
できたならば、私達は初めて自由と言う事ができ、個性が
その過程に表現されていくのではないでしょうか。
新しい「条件」をこの写真に込めました。
できたならば、私達は初めて自由と言う事ができ、個性が
その過程に表現されていくのではないでしょうか。
新しい「条件」をこの写真に込めました。
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