フォトジェニックアーカイブPhotogenic Archive
愛する人
投稿日:2011/10/15
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人に、写真に、自分自身にもっと深く入っていきたい・・・。
人間は誰もが赤ん坊として生まれます。
人間全員が子どもだった経験を持っています。
子どもならお母さんには愛されたいものです。
誰もが子どもだったのですから、お母さんが愛していたと思いたいです。
母親はというものは子どもを愛するものなのだと信じたいのです。
この愛とは、大好きだという感情でいっぱいだという意味です。
愛する側のイメージ・・・。
愛される側のイメージ・・・。
この写真を見つめていると、今まで私の写真は比較的愛する側からの目線で撮影をしていたようです。
しかし、愛される側の立場という所に重きを置いてみると自分の中で
感覚的なものではありますが何かが少し変化したようです。
愛されている人は、愛したいのです。
愛している人は、愛されたいのです。
つまり、同じ。だったり、似ているという意味合い。
二つは一つ。一つは二つになる。
最近、好んで聞いている音楽があります。
ギターとピアノの演奏で柔らかい雰囲気を演出してくれます。
その音楽とこの写真と子どもの笑い声を聞いていると、
胸が熱くなってきます。
私達の感情を動かしてくれる何かがこの一枚にあるのでしょう。
この子が大人になって、子を育むようになったら、
また同じような情景で写真を撮ってあげたいなと思います。
できるだけ温かいイメージで。
様々な愛の形があります。
出来るだけ沢山の人が人と人との関係の中で幸福感を感じてもらえるように。
そして、この一枚の写真のようにもっと近くで愛を育んで欲しい・・・。
この情景をいつまでも覚えていたい・・・。
本当に安心している時、人は目を瞑りながら笑みを浮かべているのでしょう。
子も母もそして、私達も・・・。
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