店舗フォトジェニック集Photogenic

【 写真は国境を越える。】

2020/1/14

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皆さんは、今世界の人口はいくつかわかりますか?
現在およそ75億人です。
一年間で約6千万人がなくなり、1億3千万人が生まれます。

 

その中で日本の人口が約1億2千万人。

 

こんなに、人口がいるのに自国の言葉だけで意思の疎通ができるのは本当に一握りなります。
しかし、言葉だけで考えると本当一握りになりますが、それ以外で考えてみると案外、意思の疎通はできるものです。

その意思の疎通の中に写真も含まれます。

人間が昔より培ってきた美意識的観点があり、それに触れると言葉や、文字も見なくても善し悪しはわかるものです。

 

とある日、水戸店に1通のメールが届いていました。
全て英語で、要約すると「スタジオでマタニティの写真が撮りたい、どうすればいい?」。

Google翻訳をなんとか使い、話を聞いてみるとお客様は日本語は話せない様子。
僕らとしては、一度断ることも考えました。
カメラマンとして、言葉が通じないということはポージングの指示や細かい調整が難しいということ。

しかし「どうしても、撮影してほしい。他の写真館を見たが一番ここ(ライフスタジオ)がよかった」。

少し、考えこちらは英語がほぼできないことを伝え、予約を承りました。

 

撮影当日、私ととしくんでお客様をお出迎え。
海外経験があるとしくんが少し英語ができるそうなのでそれを頼りにカウンセリング。
お客様の要望としては、マタニティソロ(モノクロ・カラー)と旦那様との夫婦写真。


全てポージングを身振り手振りととしくんへ通訳してもらい、撮影するたびにママさんへ確認してもらうと

「beautiful‼︎」

ようやく私の知ってる英語が出ました。
しかもいい意味での。

 

 

撮影中、私が発した言葉はほぼ二つだけ。シリアスorスマイル。


それしか喋れなかった今回の撮影。あとは身振り手振り。
しかしモニター後、ご夫婦に言われた言葉は「excellent」や「very nice」というお言葉。

様子を見る限り満足された様子で安心しました。

 

言葉は通じないけど、写真で通じる。

 


カメラマンをしていて本当に良かった。

 

 

 

 

ここからは写真の話になります。
長いので飛ばしても大丈夫です。

 

 

 

 

今回の写真はその中で決めの一枚になります。
女性を撮るにあたって一番重要なのは普段の3割ましに撮ることです。

 

しかもママさん、少しばかりモデル経験があるらしくなおさら他のプロのカメラマンにとってもらう機会がるということ。
この段階でハードルが高く、さらにお腹を強調したモノクロ写真をご希望でした。

 

こう行った場合そのモデルさんの特徴ある部分を写すようにします。
被写体を見て、どこが綺麗かを判断することです。大人ならなおさら。

ママさんは外国の方でしたのでEラインがとても綺麗。
この前の服では髪をおろしていたのですが後ろにまとめるとこにより、首までのラインがよく見えるようになっていました。

それらを強調するために横を向いてもらいます。
そうするとお腹も強調でき万々歳です。
手の位置も手前側の手をお腹におくことによりくびれを隠し細く見せてあげるといいと思います。
顔を向いてもらう方向を考え、体を使ってS字に作るとしなやかさや写真においても画面に安定感が生まれますので女性を撮る時おすすめです。

ここからが大事。
今回の写真において、大事なポイントが自分のポジション、カメラを構える高さです。

私が教わったカメラマンは「鳥の目・人の目・虫の目」と教わりましたが、自分が被写体に対してどの位置でどのような角度でカメラを覗くか。
上なのか、下なのか、それとも同じ位置なのか。
これがすごく重要で、どの位置でどの角度でカメラを覗くかでその写真をどう見せたいか変わってきます。

女性に対して、あまり下から煽るって撮るのはあまりお勧めはしません。
顎のラインが消えて太って見える可能性があるからです。

しかし今回は軽くしたから煽る形で撮影しました。
そうすることによりポージングで作ったS字のラインを強調できるからです。
しかし、ここで注意しなくてはあくまで軽くです。
あまりローアングルすぎると先ほど言いましたとおり、顎のラインが消えてしまうのでNGです。


どうすればを常に考え、思考を止めずに撮影した先にあるお客様の笑顔が大好きです。

 

photo by Nihei    

  

 coordinate by TOSHI

 

written by Nihei 

 

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