写真はたくさんの構成要素で成り立っています。
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光、構図、色、被写体、表情、、、
多ければ多いほど良いです。
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その中でも無くてはならないものは「思い出」です。
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同じ子は１人としていなくて、
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撮影ひとつひとつに思い入れがあります。
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どんな家族で、どんな子供たちで、こんなことがあって、、、
何かを感じ、考え、思う。
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長い月日が経っても記憶は鮮明で、
思い出すだけで笑ってしまったり、感情が蘇るほど、、、
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そういった思い出という要素が加わって写真は完成されます。
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この彼女と会うのは二度目です。
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最初の印象は、恥ずかしがり屋だけど写真が好きな子。
しかし、どこか作られた笑顔で、、、
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時間を共有することで少しずつ心を開いてくれて、
最後の最後でやっと普段の様子を見ることができました。
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その数ヶ月後、
私たちに会いに来てくれた彼女。
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前回のぎこちない距離を埋めるかのように、学校のこと、お友達のこと、おうちのこと、、、
たくさんお話しをしてくれました。
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気づいたら彼女のペースに巻き込まれて、
ただひたすら彼女と遊んでいました。
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撮影ということを忘れてしまうほど、、、
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彼女は私たちに撮影の楽しさを再認識させてくれました。
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ここは、ただ写真を撮るだけの場所ではないということ。
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帰り際には彼女からラブレターをもらいました。
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そこには、がんばって書いてくれた「ありがとう、またくるね」の文字。
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私の宝物です。
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たくさんの愛をありがとう。
また会いましょう。