店舗フォトジェニック集
Photogenic
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Best of Tamada October.2017
投稿日:2017/11/13
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表情。.
人には誰しも表情があります。
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笑ったり、泣いたり、怒ったり、、
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当たり前のように毎日色々な人の表情を見ている中で、一見見慣れたものですが、写真というフィルターを通して見る表情からは何を感じられるのだろう。
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私は写真の中の彼女の眼差しからは、
集中や強さが感じられる。
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しかし、その感情をこの写真を見た人全員が同じように感じるだろうか。
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読み取れない表情こそ、十人十色必ず同じ感想になることは少ないと思います。
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しかしわかりにくければわかりにくいほど、その分 この子はどんなことを考えているのだろうと、よりこの写真の世界に入り込むことができるのです。
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私が大学生の頃、デザインを専攻に学んでいた為、自分の作品を作ることが多く、その中で先生たちから共通して言われていたことは、
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" 決して全てをさらけ出して、第三者に一から十までの答えを突きつけないこと "です。
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この作品はこうです!と明確な答えが提示されていると、その作品の表面上しか見ることができず中まで入っていかない為、結果的に印象にも残りづらいものだそうです。
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よく映画で、ラストシーンがよくわからない展開だったり、結局どうなったの!?とはっきりしないまま終わるものがあります。
それは上記の手法と同じで、わざと途中で切ることで見ている人がさまざまな疑問や考えを持つことにより作品を印象残すことができるのです。
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写真でも第三者が見て入り込める隙を作る
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それが私の中で表現できるのが、まず"表情"だったのです。
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表情が豊かな子ほど、その写真を見て
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笑っている、
怒っている、
泣いている、、
などの感情がわかりやすいです。
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それは、この写真はこうです!とはっきり提示してしまっていることになります。
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そこからいかにもっと印象付けることができるか、その為には表情がまだあまり出ていない時にも写真を撮ることです。
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作った笑顔や指示された表情からは、決して出ることはない無表情に近い表情
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それを彼女から映し出すことができました。
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