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【ライフスタジオの写真】たまには大人を主役にしてみよう。

投稿日:2018/12/10

3630 13

Yokohama aoba

PTOHO:gomei

CODI:Kaori Kobayashi

 

 

■シンプルだから壊したい

 

シンプルイズベスト。

私の大好きな考え方の一つです。いわゆるシンプルな事や物が好きです。

例えばファッションも無地が好き。

住む部屋も多くの物はいらない。

デザインより機能。

最低限で良い。

こってりより、あっさり。

こんな感じに考えています。

ですから私の部屋で時間をつぶすのは至難の業なのです。

 

でもなんででしょうか、たまに思う事があります。

シンプルってつまらないな、とも。

どうしても主張を弱く感じてしまったり。

安心感はあるが、面白味は無い。

そんな様に感じてしまう周期に気が付くときがあるのです。

そんな時は部屋に明るい小物を置いてみたり、柄物を置いてみたりして、気分を変えてみる時があります。

均衡は崩れますが、何だか主役がわかり易くなったような。ちょう

いつも満足と飽きの狭間に生きている私なのであります。

 

 

■料理は手間の分だけおいしくなる、では写真は

 

シンプルな料理程実力がよくわかると聞きます。

肯定が少ないからこそ、一つ一つの作業に繊細さが要求されるらしいです。

包丁の切れ味や角度、寝かせ方などなど。

私は食べても、正直分かりませんが。

 

ライフスタジオでシンプルと言えば、衣装とホリゾントが思いつきます。

家族撮影では、白シャツデニムのお揃い衣装がとても爽やかで人気です。

爽やかさを前面に出して、全員が気を付けをしているだけでも可愛いものです。

くっついても可愛いです。

全部のポーズで可愛く映ります。

本当におすすめの衣装なのですが、全てのポーズに似合うので、撮影者はスムースに撮影を行う事もできますが、物事を確りと考えて撮影に取り組まなければ、あっという間に印象の薄いという写真を撮影してしまう危険性すらあります。

何にでも合う衣装だからこそ、特別な何かが見えづらくなってしまう。そんな危険があると私は考えます。

 

 

■いつもの様に主役を考える

 

いつも家族写真を撮影する際は主役が誰であるのかを真っ先に考えています。

それは一枚一枚異なる時もあれば、一遍して同じになる場合もあります。

私にはいつも二通りの考えがあります。主役にする方は、一番元気があるか、一番元気が見えづらい方か。大体この2通りを意識して、設定を行います。

今回は前者の元気がある方。ママを主役に設定いたしました。

ママさんの印象はとってもコミュニケーションが大好きで、多くの話をしてくれました。

あとあと知ったのですが、乗車されているインテグラは、ママの嫁入り道具だそうで。

何となく元気が見えやすいママを中心に撮影を行う事にしました。

何故なら確実に感情や表情が前面に出る予感がしたからです。

 

 

■やはり方法は古の技

 

いつもの様に、いつもの技で。

人間の感情を出すのはとても簡単です。感情を待つことをすると、一気に難しくなりますね。

感情を出すにあたって一番楽な方法は、負荷をかける事です。

身体的負荷をかけると、疲れた、痛いなどの感情を、心的負荷をかけると悲しい、嬉しい、などが容易く引き出せます。

今回は身体的負荷を利用して撮影を行いました。

今回は本気のおしくらまんじゅうで。

 

まずは、背の順に立ってもらいます。

これである程度の力が中心の人物にかかっても、緩やかな三角形を作ることができます。

4人には2つお願いをしました。

1つ目は、カメラを見てもらう事。

2つ目は、子供達には本気でママをつぶしてもらう事。

この二つをしてもらったら、どうなるかは容易に想像ができました。

 

 

■最後に

 

少々トリミングが厳しくても、少々形が崩れようとも、素敵な一瞬をとらえる事が出来たのだと思います。

家族の表情からは、圧倒的な楽しさが私には伝わります。

 

 

 

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美しさを表現し、思い出を記録する、楽しい遊びの空間

人生の写真館ライフスタジオという名前に込めた想い。
それは、出会う全ての人が生きている証を確認できる場所になること。
家族の絆とかけがえのない愛の形を実感できる場所として、
人を、人生を写しています。

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