昨年子供が産まれ、そして今年改めてここに戻り、

またいくつものご家族とこの限られた時間を共にして過ごしてきました。

 

「ママ」になった私が、「ママの想い」を綴ります。

 

 

 

この写真は彼女の成長の一瞬を切り取ったもの。

 

子育てにはいつの間にか終わりがやってくるという事を聞きました。

 

生まれた頃のあれだけ小さかった手と足は、

今では自分の手でご飯を食べ、

そして自分の足で外の世界へと進んでいきます。

 

ただ泣くことでしか感情を表現できなかった子が、

嬉しい時は笑い、悲しい時は泣き、怒りたい時には怒ります。

 

寝る事も、ご飯を食べる事も、お風呂に入る事も、

些細な事でさえもいつの間にか育児に終わりを迎えています。

 

そんな自然な姿には毎日少しずつ成長している事を教えてくれています。

 

 

 

いつの日か手を繋ぐことなく我が道を進み、

自分の手と足、そして目で世界を広げていく我が子。

 

日々の小さい発見が大きな財産となる瞬間を大切に残したい。

 

目の前の光景に対して見せたこの無邪気な笑顔もきっと、

生きることそのものの美しさを感じさせてくれるように思います。

 

何気ない表情の中にも人生の豊かさを感じる瞬間が詰まっています。

 

例え子育てが終わっていていたとしても、

ふとした気付きが心に残る宝物になればと思う、

そんな母親である私の願いも込めて。

 

 

 

Photo by mitsui
Coordinated by sayaka
Written by sayaka