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越谷店
写真の構図&構成
投稿日:2012/3/30
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写真の構図&構成
パク・ドンチョル著作
- 構成と構図の差異点
写真家のメッセージが効果的に伝えられるように写真の中に大きい幹になる物体や被写体を配置する行為を
構図といって、この構図を基本とし主題がより一層明確になるように事物を加減したり大きさを調節してより一層
完成度ある写真を作る行為を構成という。 したがって構成が構図より広い意味だ。
- 画面の中の配置
印象的な写真の共通点は何だろうか?
画面の中に前景・中景・遠景が分離しているということだ。 このような要素が私たちの目にどのように作用する
かに重要だと感じられるだろうか? 前景・中景・遠景をよく配置すれば画面全体の均衡がよく合うだけでなく距離
感と規模感がはるかによく生き返る。
- 余白と規模の表現
一般的に画面に余白が多くなれば安定して物静かな雰囲気が出る。
余白が少なければ複雑で多様な条件を作って好奇心を呼びおこす。 このように余白の多い少ないは見る人に
多様な雰囲気を伝達する。
- 主題と副題の役割
主題は写真の性格と伝達しようと思う意味を表現する主な構成要素でどんな主題をどのように設定するかによ
り写真の成否が左右される。 写真の主題はそれ自体では光を放ちにくくてその主題が属している背景と適切な
調和を作り出さなければならない。
そして写真家が何を表現して話そうと思うかを反映しなければならない。 写真は視覚的な表現芸術であるだけ
に良い主題を選定してその主題に写真家の考えを吹き込んで伝達するべきだ。 ここで主題と副題が何か確か
に認識することを望む。 主題がいくら鮮明でも副題が役割を正しくしなければ伝達力が弱くなる。 反対に副題
の比重が大きかったり浮び上がれば主題が埋められてしまうこともできると注意しなければならない。
- 瞬間の捕捉、タイミング
“この世の中に決定的瞬間でない瞬間はない。 だが、一つの動きの中にはその動作の過程で各要素が均衡を
成し遂げる限り瞬間がある。 写真はこの平行の瞬間を捕らえて固定させることだ。 決定的な瞬間は結局あまり
早いこともとても遅れることもなく適時に到着することだ”という文がある。 一つの動きの中にお互いが均衡を成
し遂げているただ一つの瞬間を捜し出すこと、すぐにそれが印象的な写真のためのタイミングである。
- 視覚的な効果.対比
@色調に対する理解
写真家の意図を正確に伝達するのに構図が重要な役割をするが、色調に対する理解度が必要だ。 黒と白の2
種類色にだけ質感と遠近感などを現わす白黒写真はこのような部分を悩む必要がないだろう。 多くのカラー写
真で色調は写真の感じと集中を表現するのに重要な役割をする。
色の3原色マゼンタ(magenta),シアン(cyan),イエロー(yellow)が3原色の配合によってのみ他の色の誕生する
ことになる。 このように色の3原色を利用してそれぞれ違う色を作り出す方式を減産混合という。
レッド(red),ブルー(blue),グリーン (green)の3原色だ。 この3つの色を各種割合で混ぜれば数えきれない程多
様な色が作られる。 このような方式を加算混合という。
@明暗とコントラスト
写真でも明暗は重要だ。 このような濃度の変化をグラデーションまたは、階調というが、より一層細密に分類さ
れることで繊細な表現が可能だ。 このような階調の表現は明るくて暗いということに対する対比で現れるが、カ
メラではコントラスト(contrast)という。 ローコントラスト( now contrast)は最も明るくて最も暗い部分の階調は
減って中間トーンの階調が豊富な状態をいうが相異明確でなくて立体感が落ちる傾向がある。
ハイ コントラスト(high contrast)は克明な対比を帯びる状態を称する。 暗いのはとても暗く、明るいのはとても
明るくして濃くて立体感がよく現れる写真だ。
@直線と曲線の対比
直線は固くて重い雰囲気を作る男性的な線である反面、曲線はやわらかくて温和な感じの女らしさを帯びる。
自然のすべての当然な道理は和合と融和が作り出すバランスが最も美しく見えることだ。
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