構成要素

光；
湘南店のバスでの撮影。
バスを四角で例えると、ニ辺から光がきているために被写体とカメラマンの位置が重要になる。

この写真の場合、被写体と光の関係は、逆光と斜光のふたつになる。
被写体の顔をみるとわかるが、右からの光メインとなってあたっている。
逆光に関しては斜光があることとニット帽をかぶていうことであまり気にならない。

ポージング；
これくらいの年齢になると色々なポーズをしてくれるが、この格好でアゴをきちんと引いてくれる子は中々いない。
この写真も雑誌の1ページをイメージして撮影はしたが、個人的にはそのように撮れたと思っている。

フレーミング；
焦点距離は35mmくらいだと思うが、少し広角を使うことで切り取った感じではなくその場の雰囲気を収めた。
また、被写体に合わせてななめにして撮ることで被写体の斜めな感じと合わせて逆に安定感を出している。
左下のバスの出入り口、右上の小さな看板をキチンと挿入している。

バスに乗ると大体運転席に乗ってドライブ撮影となることが多いが、バスを違和感のある使い方をして雑誌のように表現できる。