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越谷店
写真分析22
投稿日:2012/7/29
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構成要素
光;
湘南店、バスでの撮影には注意すべき点がいくつかあるが、その中の一つに光がある。
バスなので当然フロントガラスと乗車席の横に窓がある。
そこから降り注ぐ自然光がメインライトとなり、ほぼそれだけで撮影される。
蛍光灯も一応あるが、使用しにくいために日没後の撮影はほぼ不可能。
バスを四角で例えるとニ辺から光がきているため、子供の向き、カメラの向きが重要になる。
まず子供のこの位置で影響のある光が子供のすぐ横にある窓からの光のみになり、比較的利用しやすい。
カメラマンの位置は逆光になるが、子供がバスに乗っているイメージをすると子供が横を向いているので光の問題は解決される。
もし子供が完全にこっちをみると逆光になりあまりよくないので注意する。
フレーミング;
この写真の核心であり、私がこの写真を選んだ理由である。
自分で撮っておいてなんだが、見た瞬間雑誌の1ページのようだと感じることができた。
理由は被写体とインテリアの合致ではないかと思う。
この子は顔もよくて髪型もワイルドで、ちょっとだらけて座る感じも非常にマッチしている。
また、需要なポイントの一つに前列の空席があげられる。
少し広角を使い、あえて空間をいれる事で被写体がバスでひとりぼっちという雰囲気、少しさみしい雰囲気を表現している。
ポージング
だらけた感じは彼が自然とやってくれたので、上を向いてもらった。
さみしげがテーマだったのでうつむいてもよかったが、それだと本当にさみしいだけになってしまう。
しかし上を向くことで、さみしい状況なんだけど「別にさみしくないよ」という少しガマンしてるような雰囲気をだすことができた。
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