主題1　自分の行った、または誰かの行ったバタフライエフェクトがどのようにつながっているか？

　自分が今までどれだけのバタフライエフェクトを起こしてきたかは自分では定かではない。私という存在と出会えた事でどこかで何かが変わっているひとがいたらいいな〜とただ願うばかりだ。　

　私自身が人から影響を受けてきた事は多々ある。今まで小さい時からたくさんの教育を受けてきた。その中で今の私となるきっかけを与えてくれた先生がポイントポイントでいたな〜と思い返すことが出来る。

　一人目は小学生の高学年の時の担任の先生だが、授業より何よりも友達（人）を大事にしている先生だった。友達の事になると授業の時間が過ぎようとも心の底から解決できるようなるまでどれだけの時間をも費やす熱い情熱的な先生だった。そんな先生をめんどくさがる人もいたが、私にとっては何かいつもあったかいものが心に残る気持ちを感じていた。いまでもその先生の笑顔と真剣な表情が忘れられない。

　二人目の先生は専門学校の時の先生。私はそれまで教えてもらう事には全て答えがあると思っていた。でもそんな事の方が少なく、むしろ答えなんてないとはっきりといわれた。すごく芯の通った強い女性だと感じていた。笑顔の優しい先生だが、本当に厳しい時は厳しく、でも私が考える以上に先生は私のことや他の生徒のことを考えてくださっている事を常に感じていた。だからか先生と話をするといつも姿勢が正され、素直にもっとやりたい、学びたいという気持ちになった。

　三人目の先生は、Lee社長ではないかと思っている。ライフスタジオに入ってくる前にも他の会社で働いていたが、ここまで人に集中した会社はなかった。自分達の会社がよくなる為に色々とする事はあっても、ライフスタジオのように個人がよくなるために会社が個人に投資するという会社は見た事がなかった。教育を受ければ受けるほど私はここにいていいのだろうかと思った。ここで教育を受けながら、私自身がそれを他の人に実践できていな負い目を感じるため、常に実践が大事だと感じる。社長はいつも黙って見ててくださり、ときに発する言葉や態度は厳しいものがあるけれども、社長の心を知った時に本当にいつも申し訳なさと嬉しさが交差する。

　共通している部分としては、自分の事以上に人の事を考えているということではないだろうか。私が３０年間生きてきながら、なぜ人のことが好きで、人に深く入っていきたいのかと考えた時に影響を受けてきた人の心の中に共通している人の関係性が見えた時に大きく影響を受けてきたと思った。

　これからは私がそのポイントの人になっていかないといけないと感じる。どんな影響を与えられるかは未知だが、私が存在する意味というものを感じていたい。

 

主題2　　店舗ができていくまでのストーリー、そしてバタフライエフェクトを追う

　わたしが入社したのは４年前だが、今ライフスタジオが始まってから７年目となる。なぜこの短期間にここまでライフスタジオが大きくなったのか、それは初めから変わらない人に対する気持ち、人間の関係性を常に考え実践してきたこと、そして人の最小単位の個人の変化発展というものに価値をおいてきたことではないだろうか。昔の話を聞いたら、撮影が終わったら、お客様とそこの場でラーメンを食べたり、色んな話をしたりしていたと聞いた。時にはお宅にいったり、一緒に計画し遊んだりもしたと。単にお客さまという目線で見ていなかった。本当に自分の家族と一緒にいるような気持ちや、大事な人をおもてなしするような気持ちで迎えていたと聞いた。月にファミリー顧客を１０組作るといった話も聞いた事がある。その心からの気持ちというのもが、個人のブランド化をうみ、人が人を繋げていき、写真館と言えばライフスタジオといえる程の会社になれたのではないだろうかと感じている。無から有を生み出す事はどれだけ大変な事かを考えると本当に初期に立ち上げた社長やnamiさんは伝説の人になっていくのではないか。今私たちがこうやってたくさんのお客様と毎日出会えるのも初期があったからこそだと思う。その立ち上げの時の気持ちというものを私たちが今一度考えていく必要がある。そして私たちの実践とともにその話が受け継がれて、守っていかないといけないもの、変化していかないといけないものを考える必要性を感じる。そしてさらに素敵なライフスタジオにしていきたい。