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余裕
投稿日:2014/3/29
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写真というのは連続した画ではなくて、単独の画になります。写真が表現しているその画は、その瞬間の光景を写し出してはいるものの、その前後に何があったのかを私たちには教えてくれません。だから写真を見る人は多くの事を想像することを許されます。多くの事を想像することができることというのが、ある意味ではそれが写真の醍醐味であり、一枚の写真からどのくらイメージが伝わるかが、良い写真の基準だと個人的には考えます。
最近はそれを如何に表現すればよいのか、無い知恵絞って考えています。それでもやはり適切な余白の配分によって写真が効果的に演出されるということには変わりがありませんでした。
適度な余白の配分がどのくらいなのか?それを論理的に語ることが今はできません。その被写体とその被写体のイメージに合わせながら意図的に人が余裕を感じられる空間をつくる、それは自分の感覚で調整しているものです。
ただ、それでもこのくらいの余裕は丁度いいと思います。
僕はこういう写真が好きです。
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